C面取りとは?角を落とすシンプルで重要な加工技術
1. C面取りの概要
C面取り(C面加工)とは、部品や製品の角(エッジ)に45度の傾斜をつけて、角を落とす加工方法です。
「C」は“Chamfer(面取り)”の略で、図面などでは「C0.5」「C1」などと記載され、0.5mmや1mmの幅で面取りすることを意味します。
2. なぜC面取りが必要なのか?
C面取りは単なる見た目の処理ではなく、機能性と安全性を高める重要な工程です。
- 製品の組立をスムーズにする
- シャープな角でケガをしないようにする
- 面取りが無いと部品がはまらないことも
- コーティングや塗装の密着性を高める場合もある
3. C面取りの種類と加工方法
一般的には45度に削る**「等辺面取り」**が使われますが、R面(丸みをつけるR加工)と使い分けることもあります。
当社では、以下の方法で高精度なC面加工が可能です。
- 汎用旋盤や両端面取り専用機によるC面加工
- ワーク両端の同時面取りにも対応
- Φ3〜Φ25、長さ25mm〜2000mmの丸棒・金属シャフトに対応
4. 当社のC面加工の強み
株式会社永山では、大阪市内の自社工場にて量産対応のC面加工を内製化しています。
- 両端同時加工による時間短縮
- 転造ねじ・ローレット加工との一貫生産対応
- 建築金物・自動車部品・家電部品などへの実績あり
5. ご相談・お見積もりはお気軽に
C面取りを含めた金属シャフトや丸棒の加工に関するご相談は、お気軽にお問い合わせください。
図面をお持ちでないお客様にも、用途に合わせた最適な仕様をご提案いたします。