FAIRINOが選ばれる
3つの理由
REASON
01
簡単操作
FAIRINOは操作用ソフトウェアは視覚的にわかりやすいUI(ユーザーインターフェース)を採用し、タッチパネルやマウスを使って簡単に操作できる設計になっています。
基本的な操作やプログラムの作成がアイコンの選択やドラッグ&ドロップで行えるため専門知識がなくても設定が可能です。
FAIRINOは操作方法のトレーニングが簡単で、数時間程度の教育で作業者が使いこなせるよう設計されています。
専門のエンジニアがいなくても、現場の作業員がすぐに使用できる点が大きなメリットです。
REASON
02
高精度な動作
FAIRINOは高精度なポジショニング制御が可能で、特に精密な組み立て作業や部品の検査で威力を発揮します。
FAIRINOは複雑な作業でも同じ場所に繰り返し正確に動作させることができ、安定した品質を保証します。
FAIRINOには力覚センサーやビジョンシステムが搭載されており、細かい力加減や周囲の状況をリアルタイムで感知します。
このセンサーにより部品の繊細な取り扱いや高度な組み立て、異常検知が可能になります。
例えば製品に対して軽い力で丁寧に触れる必要がある場合や位置を微調整する作業でも余分な力を加えずに正確に動作を制御することができます。
REASON
03
低コスト
FAIR Innovation(蘇州)ロボットシステム株式会社、通称FAIRINOは協働ロボット(コボット)やそのコアコンポーネント、例えばサーボシステムや精密減速機の開発を専門としています。
FAIR Innovation はコストパフォーマンスに優れた協働ロボット(コボット)を提供しており、その中でもFRシリーズが特に有名です。
FAIRINOはギアボックスやサーボモーターなどの主要コンポーネントを自社で製造しているので高性能とリーズナブルな価格で提供することが可能です。
FAIR Innovation (Suzhou) Robot Systems Co., Ltd.
2019年に設立された「FAIR Innovation」は物流、医療、製造などさまざまな分野においてコスト効果の高い自動化ソリューションを提供することに注力しているメーカーです。
FAIRINOは自社での研究開発と生産を重視しており、品質をコントロールしコストを削減することにより多くの顧客にロボットを提供できるようにしています。 特に導入コストが低く設定されているのが特徴です。
製造業や物流の分野で活躍
FAIRINOのロボットは組み立てや搬送などの製造工程での効率化を図るために利用されています。 自動化により生産性の向上やコスト削減が実現されています。 倉庫や配送センターでは、物品のピッキングや運搬作業を行うためにFAIRINOのロボットが使用されています。 これにより人手不足の解消や作業の効率化が進められています。
医療現場や教育機関でも利用
医療機関ではFAIRINOのロボットが患者の移動補助や医療器具の管理に利用されています。 これによりスタッフの負担軽減と患者ケアの質向上が図られています。 FAIRINOのロボットは、教育機関でも利用されておりロボティクスやプログラミングの教育に役立っています。 学生が実際に手を動かして学ぶことで、実践的なスキルを身につけることができます。
よくあるご質問(Q&A)
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FAIRINOとはどのようなロボットですか?
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FAIRINOは、産業現場や教育機関向けに設計された協働ロボット(コボット)で、手頃な価格と使いやすさが特徴です。製造現場や研究用途で幅広く活用でき、プログラミング知識がなくても簡単に操作できます。
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FAIRINOの他のロボットと比べた際の強みは何ですか?
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FAIRINOの最大の強みはその手頃な価格と安全な設計です。特に小規模な工場や研究機関でも導入しやすく安全柵が不要なため、オペレーターと近距離で作業が可能です。
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FAIRINOはどのようなタスクに対応できますか?
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部品の移動や配置、組み立て作業、ねじ締め、溶接など多様な作業に対応可能です。用途に合わせて異なるツールを装着することで複数のプロセスに柔軟に対応できます。
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FAIRINOのモデルごとにどのような違いがありますか?
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FAIRINOには複数のモデルがあり、ペイロード(持ち上げ可能な重量)やリーチ(腕の到達距離)が異なります。軽作業向けの軽量モデルから重量物を扱えるモデルまで揃っており用途に応じて選択できます。
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FAIRINOはどのような場所に設置できますか?
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FAIRINOはコンパクトで軽量なため省スペースで設置が可能です。生産ラインや作業机の隣など必要な場所に配置して使用できます。
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FAIRINOはどのような企業や組織に適していますか?
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中小企業の生産現場や大学・研究機関の実験室など、特にプログラミング知識が限られた環境や手軽に導入したい現場で活用されています。
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価格はどの程度ですか?
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FAIRINOはモデルやオプションによって変動します。詳細な見積もりについてはお問い合わせください。
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他の装置やシステムとの連携は可能ですか?
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はい、FAIRINOは他の装置やシステムとの統合が可能です。多様なI/Oポートや通信プロトコルに対応しており、他の機器とスムーズに連携できます。
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導入までのリードタイムはどのくらいですか?
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ご注文から通常6~8週間での納品が可能です。詳細な納期については在庫状況やカスタマイズ内容により異なりますのでご相談ください。
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FAIR INNOVATION FAIRINO FRシリーズ製品仕様
製品 | FAIRINO FR3 | FAIRINO FR5 | FAIRINO FR10 | FAIRINO FR16 | FAIRINO FR20 |
ペイロード | 3Kg | 5Kg | 10Kg | 16Kg | 20Kg |
作業半径 | 622mm | 922mm | 1400mm | 1034mm | 1854mm |
繰返し精度 | ±0.02mm | ±0.02mm | ±0.05mm | ±0.03mm | ±0.1mm |
FAIRINO ロボットアームの設置
FR3の設置に関する図面です。
M6のボルトを4本使います。
衝突時にロボットがすれることを防止するために位置決めピンを取り付けることをお勧めします。
位置決めピンはΦ5を2本です。
FR5の設置に関する図面です。
M8のボルトを4本使います。
衝突時にロボットがすれることを防止するために位置決めピンを取り付けることをお勧めします。
位置決めピンはΦ8を2本です。
FR10とFR16の設置に関する図面です。
M6のボルトを4本使います。
衝突時にロボットがすれることを防止するために位置決めピンを取り付けることをお勧めします。
位置決めピンはΦ8を2本です。
FAIRINO モデル | ボルトサイズ | 締め付けトルク | ピンサイズ |
FR3 | M6 x 4本 | ≧10Nm | Φ5mm |
FR5 | M8 x 4本 | ≧20Nm | Φ8mm |
FR10 | M8 x 4本 | ≧25Nm | Φ8mm |
FR16 | M8 x 4本 | ≧25Nm | Φ8mm |
届いたロボットアームのダンボールには以下の部品が含まれております。
- FAIRINO ロボットアーム本体
- ボタンボックス
- コントロールボックス
- コントロールボックスの電源ケーブル
FAIRINO FR3 セットアップ
FAIRINO 制御アプリ
LANケーブルをボタンボックスとパソコンに接続します。
パソコンのIPアドレスを192.168.58.3/255.255.255.0に設定します。
FAIRINOのIPアドレスは192.168.58.2となりますので、ブラウザ(クロームやサファリ)で192.168.58.2にアクセスします。
ログイン画面が表示されますので、ユーザー名:admin パスワード:123 を入力します。
ボタンボックス仕様
名称 | 機能 |
非常停止ボタン | ロボットの非常停止(ボタンを押すとロボットは非常停止状態になります) |
ドラッグモード | ドラッグモードの開始と終了を切り替えます |
作業モード | 自動モードと手動モードを切り替えます |
(無効) | 無効化されています |
ポイント記録 | ティーチングポイントを記録します |
ティーチングモード | ティーチングペンダントの有効化と無効化を切り替えます |
起動/終了 | 実行中のプラグラムの停止と開始を制御します |
イーサネット | LANケーブルを接続します |
エンドエフェクターの設置
エンドエフェクターを取り付けるためのロボット先端フランジの図面です。
4つのM6のネジ穴を使います。
衝突時にエンドエフェクターがすれることを防止するために位置決めピンを取り付けることをお勧めします。
位置決めピンはΦ6を1本です。
FR3/FR5/FR10/FR16共通です。
コントローラI/Oパネルの仕様
コントローラI/Oパネルの仕様です。
衝突レベルの設定
「初期設定」の「ロボット設定」のメニューバーで、「衝突レベル」をクリックして衝突レベルインターフェースに入ります。
ロボットアームの衝突レベルは1~10段階に分かれております。
1~3段階では検知がより敏感になりロボットは推奨速度で走行する必要があります。
パーセンテージでの設定を行うこともできます。
100% が 10 番目のレベルに相当します。
衝突後のロボットの処理方法を設定でき、エラー停止と連続動作に分けられ、ユーザーは特定の使用要件に応じて設定できます。
エンドエフェクタの荷重を設定
エンドエフェクタツールの荷重それに対応する質量中心座標を「荷重質量」および「荷重質量中心座標X、Y、Z」入力ボックスに入力して適用してください。
またエンドエフェクタの荷重や重心がわからない場合は「自動識別」をクリックして荷重識別機能を使ってエンドエフェクタのデータを測定することができます。
FAIRINO トラブルシューティング
接続しているパソコンのネットワークが頻繁に切断される問題
スイッチボックスにLANケーブルを使って接続したパソコンのネットワークが頻繁に切断される問題が発生しております。
この問題を解決するためにはパソコンの設定を見直す必要があります。
接続しているパソコンのネットワークの設定を開きます。
有線接続しているネットワークのプロパティを開き「構成」をクリックします。
上部タブの「詳細設定」を選択し、プロパティ一覧から「速度とディプレックス」を選択します。
右側の値を「100Mbps半二重通信」もしくは「100Mbpsハーフディプレックス」のように「半」、「ハーフ」になっている値を選択し保存します。
ティーチングを無線通信で行う方法
iPadを使ってティーチングを行う方法をご紹介します。